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ちまちまくるみボタンを作る練習などしている。

mudai.jpeg

下の獏は普通に発注して印刷してもらった布プリント缶バッジですが。
こころなしかフモフモさんも自慢げ。


金属のボタンの型に布を巻きつけて終わり、というだけのものなのですが、その布にクロスステッチで柄を入れるとなった時に、結構いろいろ問題があって。

1.普通に模様の入った布を使うとそれなりにボタンっぽくなるが、クロスステッチをやりにくい。できなくはないけどきわめて目が疲れる。

2.クロス布を使い、中央部分に模様を少し入れるだけでは、いざくるんだときに、裏側の金属ボタン部分が透けてしまう。クロスステッチの布は目が粗いので。また、クロス布の分厚いものを使うと、ボタンのふたがはめにくく苦労する。
あと、絵柄をボタンの中央に持ってくるという作業が、思いのほか難しい。刺繍した布に金属を当ててひっくり返し、裏側からふたをするときに少しずれただけで、絵柄が中央から少しずれて固定され、情けなくなる。これはバッジの表面全域に刺繍するか、バッジの輪郭ラインに補助線のようなラインをひくことで、ある程度改善は可能。

3.かなり細かい部類に入る28ctのクロスステッチ布を使い、売られているくるみボタンの一番大きいもの(27mm)を使っても、描けるドット数は32*32の円。ボタンなので普通に使うものを作るとして、あんまりアニメアニメした二次元キャラなんかを打たないにしても、結構小さい。

4.糸の色をモニタと合わせるのはかなり難しい。縫った時の色の濃さは、束の時の色とはまた違う感じ・・・中間色を選ぶときは特に慎重に。糸には光沢色というものがあるため、同じくらいの色で選んでも、縫ったときに異なる素材に見えてしまうことがある。いろいろドットと同じようにはいかないことも多いので注意する。

5.あー、あと刺繍は立体物なので、模様は二本取り、背景は1本取りのようにして、立体感を出すことができる。これはいろいろいじると面白い。目だけ出っ張るとかね。


白黒で獏の絵柄、というものなら、結構簡単に作れるようにはなった。
でも色数が多く、目数の多いものになると、やっぱり大変。全面刺繍の場合、だいたい1個作るのに12時間くらいかかる模様。

まぁ、ちょっと興味あるなら、やってみればいいんじゃないでしょうか。いい点としては、普通に使えるドットアイテムが作れるということ。ただ飾るだけじゃなくて、本来の用途としてちゃんと使えるものが作りたい・・。


あ、あとうるちさんにこういうのも紹介してもらった。シンプルで美しいね。
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おへんじ:

>>抜きキャンパス

ぜんぜん無駄コメントじゃないよ!
実は抜きキャンパスは最初に買ったんですけど、近所のユザワヤで売ってる中でいちばん細かいものが14ctだったんです。それと、フリーステッチングも試したんだけど、28ctレベルの細かさにできるものではなくて。

でもいまネットで探したら、25ctのは見つかりました。これは試す価値がありそうですねぇ。トライしてみます。どうもー。
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やりたいこといっぱいある! 今やらねばもうできないし・・
刺繍されてる方って結構おおいのかな。
私は男なので、あんまり知り合いに刺繍やってるって人がいなくて、情報が得にくいのです。いろいろ助言いただけるととてもうれしい。


次は赤と緑で、もう一回赤ずきんか、なにか童話っぽいものの刺繍をやりたい。
複数の小さい額に分けて、それぞれの額を窓に見立て、物語の情景の一部を覗き見る感じ・・。絵の配置によって物語が変えられる、みたいな。イメージだけはふくらんでいく。

新しいことも盛り込まないとね。ドットではできないこと。クロスステッチの中にラインステッチ入れるのは、刺繍ならではだけど、もうちょっといろいろやりたいね。布染色とか。
2010.08.12 / 未分類 /
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